
乳房切除は女性から男性に近づきたいなどの性同一性障害でお悩みの方を中心に行っております。また、女性ホルモンの投与で胸が膨らんでしまった男性(女性化乳房等)の手術も行っています。

乳房切除はFTMなど性同一性障害でお悩みの方を中心に行っておりますが、女性ホルモンの投与で胸が膨らんでしまった男性の手術も行っています。乳房は乳腺・脂肪・皮膚で構成されていますが、胸のサイズやどの部分が多いかによって手術方法は異なります。それぞれ乳腺切除法、脂肪吸引、皮膚切除に分ける事が出来ます。大まかな目安としてはA~Dカップの方は乳腺切除法。Dカップ以上の方やいわゆるナベシャツを使用している方等の場合は乳腺切除と脂肪吸引の両方を行います。
乳輪下半周に沿った小さく切開し、そこから乳腺を取り出します。脂肪はほとんど除去しないため、乳腺が多い方が適応になるご手術です。出血が非常に少なく、傷はほとんど分からなくなります。手術後は胸を圧迫しますが、1週間後の抜糸が終了すると普段通りの生活に戻る事が出来ます。多くの方はこの手術のみで、男性の胸の様に平らに仕上がります。
| 傷が目立ちにくい乳輪の下半分の円周を切開します。 |
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乳腺・脂肪組織は薄い皮膜で覆われています。これらの組織を膜ごと切開した部分から摘出します。 |
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切開部分を縫合して終了です。 (施術時間:60〜90分) |
乳腺は切除せずに、脂肪を吸引します。乳腺が少なく脂肪が多い方や、バストのボリュームを少しだけ減らしたい方が適応になります。ワキの下から吸引管を挿入して脂肪を取り除きます。脂肪と乳腺の割合にもよりますが、仕上がりは元のバストの半分程度になります。
ほとんどの場合手術後皮膚のたるみは出ますが、時間と共にたるみは消えていきます。半年~一年ほど様子を見て頂きます。その時に皮膚のたるみが気になるようでしたら皮膚の切除をお考えいただきたいと思います。


乳腺と皮下脂肪だけでなく、皮膚の切除がどうしても必要になった方に行います。乳房下縁に沿って最小限の長さで切開します。乳輪は下を繋げた状態で、乳輪の周りをO字に切開し、乳房全体を下側に引き下げます。そして乳頭を上方に移動させます(有茎皮弁と言います)。乳頭については、もし大きいままだったら後日に小さくします。